本アプリでは、配色のベースとなる10色をあらかじめ定義しています。
これらの色は、マンセル表色系の色相環を参考にしながら、デジタル上で扱いやすいように独自に調整したものです。
マンセル表色系では、色相・明度・彩度によって色を体系的に表現しますが、本アプリではその考え方をベースにしつつ、ユーザーが直感的に「赤」「青」「緑」などと認識しやすい色味になるよう、HEX値で再構成しています。
そのため、表示されている色は厳密なマンセル値ではなく、「マンセルを参考にした近似色」となります。
本アプリでは、より自然で実用的な配色を生成するために、一部の色相に対して「幅」を持たせています。
特に黄色や黄赤などの色は、わずかな違いで印象が大きく変わるため、単一の色に固定せず、近い範囲の色を複数含めたうえで配色を生成しています。
これにより、ユーザーが一般的にイメージする「明るい黄色」や「鮮やかなオレンジ」といった印象に近い配色を、より自然に再現できるようにしています。
本アプリの「コントラスト型(使いやすい)」「コントラスト型(個性的)」では、選択した色の同系色に加えて、アクセントとしてコントラストのある色を組み合わせています。
このアクセントカラーには、色相環における「補色」または「補色に近い隣接色」を使用しています。
これにより、視覚的にメリハリがありながらも、不自然になりすぎないバランスの配色を実現しています。
また、本アプリではアクセントカラーをあえて1色に絞っています。
複数の強い色を組み合わせた配色(マルチカラー)は、自由度が高い反面、バランスを取るのが難しく、デザインに不慣れな方にとって扱いづらい場合があります。
そのため、「ベースとなる同系色 + アクセント1色」というシンプルな構成にすることで、誰でも扱いやすく、実用的な配色になるよう設計しています。
本アプリでは、コントラスト型の配色を2種類用意しています。
「B.コントラスト型(使いやすい)」は、補色または補色に近い色をベースにしつつ、彩度や明度をやや抑えた落ち着いたアクセントカラーを採用しています。
コントラストを感じつつも主張が強すぎないため、幅広いデザインに取り入れやすい配色です。
一方、「C.コントラスト型(個性的)」は、より印象的な配色を目指し、アクセントカラーの彩度を高めた設計になっています。
そのため、ネオンカラーのような鮮やかで視線を引きやすい色が選ばれることもあり、より強いインパクトを持つ配色が生成されます。
用途や目的に応じて、「使いやすさ」を重視するか、「印象の強さ」を重視するかで使い分けることができます。
本アプリは、専門的な色彩理論に詳しくない方でも、直感的に使えることを目的としています。
そのため、理論の正確さだけでなく、「見たときに自然に感じる色」「実際のデザインで使いやすい色」を重視して設計しています。